参加者: O熊、O西、S野、YN田(記)
和歌山県熊野川町に位置する赤木川左俣・小口川支谷のガマ谷を溯行してきました。

南紀は遠いですが、今回のガマ谷では水量が多く
ダイナミックな数々の滝を楽しめたので
行くだけの値打ちがありました。
今年は5回目の通行となる十津川街道(R168号)の
くねくね道にも大分慣れました(>笑<)
風屋ダムを過ぎると道は広く走り易くなります。
足湯のある十津川の道の駅から折立までは、新トンネルが通行可能になっていて
本宮までがやや近くなったようです。道の駅ほんぐうに4名が車4台で日付の
替わるころ集合し、前夜泊。
翌朝、7時発。駐車地の滝本集落までは、
道の駅ほんぐうから更に1時間余りかかるのですが、
赤木川の澄んだ美しい流れが目を楽しませてくれました。
川沿いの狭隘路で4台が、前から来た4tダンプ3台と擦れ違うのに(>汗<)
宝龍の滝の釜、水飛沫が強烈でした

ガマ谷は宝龍の滝を擁する滝本本谷のすぐ下流の右俣の谷で、
出合には“野々滝”30mが落ちています。前夜までの雨で水量が多かったようです。
左岸の踏跡を登り、野々滝の落ち口へ。
のっけからのしょっぱいトラバースでした。
快適溯行

10mの前衛の滝の奥に中ノ滝30m落ちている眺めは壮観でした。
右手の倒木帯を這い潜り、中ノ滝の釜に辿り着きました

樋上氏のガイドでは右岸を巻くとありましたが、垂直に近い樹林帯でとても
とりつけず、巻きは左岸の尾根を登り、切れ落ちた崖を伝い降りて、
最後はつるっつるの釜の上に着床しました。
OさんがロープをFIXして下さったので
しばらく釜に飛び込んで遊んだりしました

明るい廊下を越えてしばらく進むと、大きな滝が見えてきました。
わくわくしますね(^^)

30mガマ滝で、ここも水量多く迫力満点でした。
右岸の泥壁を登り、落ち口へ。すぐ上の左岸に林道の崩壊地が見えました。
小屋跡を過ぎるとナメが出てきました


ナメにはひたひたと水が流れているのではなく、水量が多く、ごぉっ〜という感じで
水が流れていて足をとられそうになる箇所もありましたが、しばらくは浮世の憂さを
忘れる楽しい一時でした。斜滝が3つありいずれも綺麗でした。
ナメを過ぎると凡流となり、Oさん達は道標があるところまで偵察に行かれましたが、
結局は来た谷をそのまま降りていくことになりました。
ガラガラの急な林道下りで3回も滑り転び、ここが一番怖かった(>笑<)

滝本を起点とすると、滝本北谷・滝本本谷・ガマ谷の3箇所の谷を楽しめます。
3つ共溯行した方に訊ねると、滝本北谷が一番良かったそうです。
次は滝本北谷に行きたいですね〜!
車道駐車地点 9:14発
広場 9:22
宝龍の滝 9:27
野々滝 9:34
野々滝落ち口 10:36
中ノ滝 11:20
中ノ滝上部の釜 11:47
ガマ滝 12:11
ガマ滝落ち口 12:30
ランチ 13:07〜13:27
降渓開始 14:20
林道崩壊地点 15:15
広場 15:46
車道駐車地点 15:56着
溯行記録へ
http://blogs.yahoo.co.jp/ikko1175/53438856.html