謹んで亡くなられたメンバーのご冥福をお祈り申し上げるとともに、迅速に対応いただいた警察、消防の関係各位に改めてお詫びとお礼を申し上げます。
当日は急激に気温が下がり現地では降雪も見られるなど沢登りを行うには大変厳しい状況でしたが、装備の不備や判断の誤り、遭難対応の不手際など悔みきれないミスが重なりこのような重大な事故を引き起こすに至りました。
当会の目指すところは、会の紹介にも書かれているとおり、「年令に関係なく自然に触れてみたい」と思われる方々に「世界にも例を見ない恵まれた日本の自然の素晴らしさを」知っていただきたいということにあります。しかしそれを実現するためにはまず安全な登山が基本になることは言うまでもありません。私たちはその初心に立ち返ることが重要だと認識しています。
今後、このような事故を二度と起こさないよう、当会の遭難対策の見直しを行い、また講習会などを開催して各メンバーのスキル向上を通じて事故防止に役立ててまいります。
今後とも当会の活動を温かく見守っていただければ幸いです。